CD「Far East Irish Harmonica」の中で登場するハーモニカ達を紹介します。
Hohner Blues Harp MS Model Custum type key: G
ホーナー社のBlues Harp MS モデルを改造したカスタムモデル。
ヘリング社のDelta Bluesという機種のカバーをつけてある。
真鍮にメッキのヘリングのカバーがカラッとした切れのある音を作ってくれる。
チューニングは、Paddy Richter Tuning(3番穴吹音を一音上げてある)。
Hohner Blues Harp MS Model Custum type key: Low D
ほぼフィドル(バイオリン)と同じ音域を演奏できる。
Gと同じくホーナー社のBlues Harp MSモデルを改造し、ヘリング社Black Blues 旧モデルのカバーをつけてある。
明るく太めのサウンド。
チューニングは、Paddy Richter Tuning(3番穴吹音を一音上げてある)。
Hohner 260/40 Chromonica 10holes Custum Model key:G
10穴タイプ2オクターブ半(最低音B)のクロマティックハーモニカ。
CのキーだったものをGに改造。
スライドレバーを裏返しにして、レバーを離したときに「一音下がる」仕組み。
一音間隔で装飾音が入るような配列になっている。
Tombo Band Deluxe 1521 21holes key:G
複音ハーモニカはトンボを使用。
この21穴位の大きさは、音域も十分あってかつ動かしやすい。キーはG。
マウスピースの厚みが少し欲しくて、同じトンボバンドの3121モデルのカバーを
つけてある。
Tombo Band Deluxe 1521 21holes key:Low D
こちらも同じくトンボのTombo Band Deluxe 1521モデルのLow D 。
これもくわえた時の厚みを増すため、トンボバンドの3121モデルのカバーに替えてある。
元々キーがLow Dmだったものを改造。
Tombo Band 3121 21holes key:A
こちらはトンボバンドの樹脂ボディ。
カバーはトンボバンドデラックスのものをつけてあるが、中身はトンボバンド3121モデル。キーはA。
Hohner Highlander Tremolo Harmonica 20holes
key: A/Low D
Hohner社がスコティッシュ・トラディショナルハーモニカの名手Donald Black 氏監修のもと開発した、スコティッシュトラディショナルの音階に特化した配列を持つ複音(トレモロ)ハーモニカ。
キーは同じHohner社のEcho HarpのようにA/Low D の2つを一つのボディに搭載。
アルバム収録の「John McMillian Of Barra~John McAlpine 」「Boys Of Bluehill~Stack Of Barley」で使用。
ちなみに筆者はPaddy Richter Tuning に改造して使用している。